白馬浅春
[白馬浅春」 油彩 F20
春浅き白馬連峰はまだ深い雪を戴いているが、前方の野山の木々は、固いからを割って、まさに芽吹こうとしている。いま通ってきた山あいの白い道、遠くに見える白馬村の佇まいが印象的である。車外の空気はまだ冷たいが、柔らかい日差しが快い。
信濃路の 雪の白馬の 春浅く   真彦