油彩 F30
風薫る5月の清々しさ。旅の開放感の心地よさにつられてツアーのグループからはずれてしばし散策。ふと杉木立の間から遠くを見ると、なだらかな山の稜線、その麓の塔や山門の佇まいが、これから夏の季節に移ってゆく気配に溢れて美しい。
山門の 光かがやき 古都の初夏 真彦