活動報告

2015.09.18 安保関連法への知事の認識ただす/伊藤議員が一般質問 

 伊藤県議は9月18日、県議会本会議で一般質問しました。
 大澤正明知事に安保関連法案への認識を質したほか、河川堤防強化や、コンベンション建設計画、有害鉄鋼スラグの問題、渋川市の小野上最終処分場の建設費不正疑惑など4項目について、知事や関係部長と一問一答で議論しました。

◇安全保障関連法案  参院特別委での強行採決に抗議/「海外での戦争に自衛隊を派遣しないよう政府に申し入れを」
 戦争法案をめぐり紛糾する参議院本会議と並行しての一般質問。伊藤氏は冒頭、17日の参院特別委での採決強行に強く抗議したうえで、玉村町議会が16日に可決した「法案は憲法違反の疑いがある」とした意見書などを紹介しながら、憲法を遵守する義務を負う立場として今日の事態をどう捉えているか、大澤知事の認識を問いました。
 また、法案で、日本の防衛と直接関係ない戦争に自衛隊が参戦する事態が想定されていることについて、「群馬県からも多くの若者が自衛隊に入隊している。県民の生命を守る立場として、海外での戦争に自衛隊を派遣しないよう、政府に申し入れるべきだ」と求めました。
 大澤知事は、「意見を述べる立場にない」と明言を避ける一方、自衛隊の参戦について、ソマリア沖の海賊への対応などをあげて「物流をいかに守るかは大事な問題だ」などと答弁。武力をもって経済権益を守ることを容認するような発言に、傍聴席から驚きの声が上がりました。


◇エコ小野上処分場  事業費不正疑惑を追及 / 工期終了間際の増額変更に疑義 再調査を要求
 国の交付金を活用して建設された、渋川広域組合の最終処分場「エコ小野上処分場」で、事業費の不正な増額が行われた疑惑について追及しました。
 伊藤氏は、工期終了間際に行われた2度にわたる増額変更について、すでに終了した工事の変更ばかりであることや、通常は変更できないような内容のものが多数盛り込まれていることなど、具体例を次々と暴露し、「県は交付金事業の監督者として詳細な調査を実施し、議会に報告すべきだ」と求めました。
 環境森林部長は、「不適切なところは認められない」との答弁に終始しました。

◇有害鉄鋼スラグ  大同特殊鋼に原状回復を求めよ
 大同特殊鋼(株)渋川工場による有害スラグについて、県は7日に刑事告発し、11日は本社や渋川工場、下請け会社に捜査が入りました。県は公共工事でスラグが使用された場所を調査し結果を公表しています。
 伊藤氏は、渋川市民体育館や小中学校の駐車場などにむき出しのスラグが放置されていることにふれ、早急な撤去が必要だと主張。「県内にまき散らされたスラグを撤去し原状を回復するよう、原因者に求めることが基本だ」と述べ、群馬の環境と県民の健康を守るため、県の毅然とした対応を求めました。
 また、水を含むと膨張する性質があり構造物を大きくゆがませかねない点についても指摘し、市町村などに周知するよう求めました。
 環境森林部長は、使用場所の再調査とともに、構造物への影響についてもしっかり把握していくと答弁しました。

◇コンベンション施設建設計画  県民に賛否を問うべき
 高崎競馬場跡地へのコンベンション施設建設計画について、県は8月に基本計画改訂案を発表し、今議会には、基本設計の委託料や、建設費の財源を積み立てる「基金」設立が提案されています。
 伊藤氏は、県が昨年度周辺住民に実施したアンケートは、施設建設が前提の設問だったと批判。住民投票の結果を受けて運動公園建設計画を白紙撤回したつくば市の例をあげ、「基本計画が改訂される今こそ、施設整備計画そのものについて県民に賛否を問うべきだ」と主張しました。
 大澤知事は、県民アンケートをはじめ、様々な調査を行い議論を積み上げてきたと述べるにとどまりました。
 




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