活動報告

2016.12.07 スラグ問題ー県の環境守るのか、不正業者を守るのか   

 12月7日の環境農林常任委員会では、スラグ問題での伊藤祐司県議の追及に対し、県内にスラグをバラまいた業者を擁護するかのように受け取られかねない答弁を県が繰り返しました。
 10月に前橋市内の上武道路の工事現場から新たに見つかった「不純物」について、県は決算特別委員会分科会での伊藤県議の指摘を受けて、スラグを含む砕石を現場に納入した佐藤建設工業の渋川市内の採石場などへ立ち入り検査を実施し、スラグと認定。この日の常任委員会で調査結果を公表しました。
 しかし、過去に同社の採石場の作業道路の補修で使われたスラグが、現場に納入された砕石に混入していた「可能性が高い」とする一方で、混入した経緯や原因については未解明。その上で、「県警に情報を提供中のため、詳細は差し控える」と説明しました。
 伊藤氏は、「一連の問題で告発され廃棄物の運搬業務取り消しまでされたにも関わらず、いまだにスラグが混入した砕石を運搬している。佐藤建設工業がこの問題を反省していないことの表れではないのか。県は環境を守るのか、それとも不正を行った業者を守るのか」と、問題解決に向けて毅然とした態度を示せない県の姿勢を批判しました。
 国交省・県土整備部・渋川市でつくる「連絡会議」は、県内で使用されたスラグを被覆して地下水監視をするという方針を打ち出しています。県環境部は既設の井戸での監視を行うとしています。
 伊藤氏は、産業廃棄物と認定したものを被覆で済ませようとする方針自体が誤りであることを指摘した上で、「井戸での監視というなら、産業廃棄物処分場と同様に監視用の井戸を設置するべき。そのぐらいの指導はできるはずだ」と主張しましたが、県はまともに答弁できませんでした。

日本共産党群馬県議団

〒371-8570
群馬県前橋市大手町1-1-1

TEL 027-226-4170
FAX 027-226-6550