活動報告

2017.03.01  オスプレイ訓練拒否せよ/酒井県議が迫る

 日米共同訓練(フォレスト・ライト02=3月6日〜17日)へのMV22オスプレイ参加など、同機の飛行訓練が群馬県上空で行われることについて、安全確認や情報公開などを国任せにする県の姿勢が浮き彫りになりました。1日の県議会本会議で酒井宏明議員がとりあげました。
 陸上自衛隊相馬原演習場などで実施される日米共同訓練では、6機のオスプレイの参加が公表されています。酒井氏は、多くの県民から不安や反対の声があがっていることや、この問題で懇談した市町村長からも「来てもらっては困る」などの声が寄せられたことを紹介し、「県民の不安をどう受け止め、行動するのか」と迫りました。
 昨年12月の沖縄での墜落事故にふれ、「原因は何一つ解明されておらず、安全性はなんら確認されていない」と指摘。群馬上空で訓練する際の運用についての情報も明らかにされていないことについても、「県として、少なくとも飛行ルートや時間くらいは明らかにさせるべきだ」と主張しました。
 その上で、「安全性の確認も情報の公開もきわめて不十分なままの訓練実施は、県民の安全を守る立場から拒否するべきだ」と求めました。
 大澤正明知事は「県民生活に支障をきたすことがないよう、国が責任を持って対応すると考える」との答弁に終始しました。


 


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