活動報告

2017.10.17 住宅耐震化立ち遅れ/県「安全神話」認める
       酒井氏「本腰入れた対策を」  

 県は、2007年度の耐震改修促進計画で、一般住宅の耐震化について「このままでは10年後に80.4%までしか向上しない」として促進を図るとしていました。しかし現状は81.6%(2016年)で、大きく立ち遅れています。県は、新計画で2020年までに95%とする目標をかかげていますが、このままでは遠く及ばない状況です。
 10月17日の決算特別委員会分科会で、酒井宏明県議の指摘に対して、県は「実際にすすんでいない。群馬は災害が少ない県という安全神話があるのでは」と認め、今後、出前講座などで住民の理解をえていきたいとのべました。
 酒井氏は、東日本大震災や熊本地震の教訓からも、「安全神話」でなく、耐震化促進へ独自の補助金を設けるなど本腰を入れるべきと強調。防災拠点となる庁舎や多数者が利用する建物の耐震化を促進すべきだとのべました。


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