活動報告

2019.06.04 赤城南麓にメガソーラー計画 住民から不安の声 

 4日の総務企画常任委員会で酒井宏明県議は、前橋市柏倉町でのメガソーラー計画に、住民から不安の声が出されている問題について質問しました。
 事業者の地元説明資料によると、計画は、赤城南面・鍋割山麓の約19fを開発し、メガソーラーを設置するというもの。周辺住民からは、防災や環境の観点からこの計画に疑問と不安の声があがっています。
 酒井氏は委員会で、大規模土地開発条例に基づく開発許可申請の経過についてただすとともに、大雨による土砂災害の恐れや景観の悪化などについて県としてしっかり調査するよう要求。県は「水源への影響をはじめ環境や防災の観点からも適正な開発となるよう事業者を指導していく」と答弁しました。
 酒井氏は、再生可能エネルギーの開発は推進すべきとの立場を表明しつつ、戦後のカスリーン台風の教訓からも自然環境を破壊するような乱開発はすべきでないとして、住民の不安を解消する措置が取られない限り開発を許可しないよう求めました。

日本共産党群馬県議団

〒371-8570
群馬県前橋市大手町1-1-1

TEL 027-226-4170
FAX 027-226-6550