寺子屋心理カウンセリングルーム
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アダルトチルドレンは人生を楽しむことが苦手です。アダルトチルドレンは、ありのままの自分を表現できない、自分を主張できない、ありのままの自分でよいと思えない、自分を大切な存在だと思えないといった問題を抱えているのですから当然と言えば当然なことかもしれません。

アダルトチルドレンは、自分の存在意義を探そうとします。自分が存在していいのだという感覚を持てなければ、この世を生きていくには辛すぎます。ですからアダルトチルドレンは「がんばり」ます。それも、過度に「がんばり」ます。

アダルトチルドレンは、この世に必要とされている実感を得るために、自分を犠牲にしてまで他人の世話をやいたりします。

アダルトチルドレンは、「がんばること」を休んでしまったらこの世の中に見捨てられる、必要とされなくなるという不安をいつもこころの片隅に抱えているので、自分に必要な休息を与えてあげる事もなければ、リラックスすることもありません。これは、無意識にそうしてしまうのです。

ですから、アダルトチルドレンは他人を援助する仕事に就く場合がとても多いです。

献身的に働くアダルトチルドレンの姿は、周囲からの「いまどき珍しく真面目に良く働く人」という評価につながることもありますし、「そんなにがんばっていると体がもたないわよ」と心配されることもあります。

ここに問題があるとすれば、アダルトチルドレンは「献身的になりすぎる」ということです。

アダルトチルドレンは、相手との適当な距離がとれず、相手に巻き込まれてしまいます。このため、相手の要求に過剰に反応して限界まで働いて燃えつきてしまうことがあるのです。

そして、アダルトチルドレンの「がんばり」の一番の問題は脅迫的だということです。自然な「がんばり」ではなくて、まるで何かに急き立てられているかのような「がんばり」なのです。

私のところにご相談にいらっしゃる方の中には、医療、福祉、サービス業に就いている方がとても多いです。直接、人に接する仕事ですので、役に立っていると実感しやすいですし、自分のような苦しみを抱えた人を援助したいと考えて、仕事を選ぶのは自然なことだと思います。ただ、この「がんばりすぎ」を放置すると、いずれは本人が倒れてしまいます。

アダルトチルドレンは、自分に大変厳しいのです。ですから自分を許してあげることができません。どこまでがんばっても、自分を認め、許してあげることができなければ、人生は喜びではなくて、苦悩です。

「人生を楽しむことができるようになった」というのはアダルトチルドレンからの回復のひとつの目安となります。

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