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心理学講座

  行動療法>系統的脱感作法(けいとうてきだっかんさほう)
系統的脱感作法は古典的条件づけの応用で、恐怖を伴うイメージを弛緩状態(しかんじょうたい)で生起させて不安を軽減させるという方法です。
強い恐怖や強い不安が、徐々に弱い恐怖や弱い不安に変化して問題解決に向かいます。

もう少し分かりやすく説明しましょう。
恐怖や不安はリラックスした状態と同時には起こりません。つまり、恐怖や不安を感じるような状況において緊張状態とならずにリラックスした状態になることができれば問題は解決するわけです。具体的にはクライエントが何に恐怖や不安を感じるかを書き出して、恐怖や不安の弱い順に並べます。最も弱い恐怖や不安をイメージした状態で、筋弛緩法(きんしかんほう)などによりクライエントがリラックスした状態を作ります。十分に恐怖や不安を感じなくなったら、次にもう少し強い恐怖や不安をイメージして、同じようにリラックス状態を作ります。これを繰り返すことで恐怖や不安の強かった状況でもリラックスできるようになり問題が改善します。

例えば、犬が怖い子供に対して、犬が10m先にいるとイメージしてもらい、弱い恐怖や不安が生じた状態で筋弛緩法などを用いてリラックスしてもらいます。十分に恐怖や不安を感じなくなったら、次に犬が5m先にいるとイメージしてもらい、同じ事を繰り返します。最終的に実際に犬が目の前にいても恐怖や不安を感じなくなるまで続けます。
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