榛名山麓の性神たち
1 金井原のタイコノボー
2 中原村の性交道祖神
3 下芝の夜遊び観音
4 井出の孕み観音
5 後疋間の福守大明神
6 棟高の山王猿
7 東国分のへそ抜き観音
8 阿弥陀寺の縁切り薬師
9 又倉の接吻道祖神
10 八本松のお種神様
11 榛名神社の性の神々
12 石上の石神様
13 落合の産泰大明神
14 三ノ倉の福森明神
15 権田のごもっとも様
16 西真野の観音様
17 三沢入の道祖神
18 大戸の女石
19 中尾の淡島大明神
20 本丸の鬼子母神
21 四戸の塩がま大明神
22 鍋屋の陰陽石
23 大戸の千人窟
24 金幸の陰陽石
25 石都のやきもち弁天
26 亀沢の道祖神
27 月並の金マラさま
28 矢陸の産泰さま
29 白岩南泉坊の福守大明神
30 小川原のべべ観音
31 上佐野の夜明し不動尊
32 新後閑町の子育地蔵尊
33 伊香保の湯前明神と『子宝の湯』
34 足門徳昌寺の大聖観喜仏
35 山子田神田の和合神
榛名山麓の性神分布図(『榛名山麓の性風土記』より)
上記地図・項目・あとがきは
小板橋靖正著『榛名山麓の性風土記』から引用
姉妹品
『妙義山麓の性風土記』上・下
『赤城山麓の性風土記』
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〒370-0867
 群馬県高崎市乗附町1854-59
 TEL027-327-1161 FAX027-326-8204
URL  http://www9.ocn.ne.jp/~asawo/
黄色は倉渕地区

   あとがき より

 文化財の調査や、郷土史の編纂といった仕事に手を染めてから、はや三十年の歳月がながれた。
 そうした折々に訪れた神社・仏閣・小祠・野仏、または自然の山河木石などに、性に関する信仰や、伝説、あるいは習俗をもった
ものが極めて多いことに気付いた。
 しかし、多くの市町村史・県史などは、不思議とこれ等について余り触れていない。これは儒教渡来後の、いわゆる、儒教的厳格
主義にもとずき平安以降、性神を淫祠、邪教を禁じ、長い歴史を通じて幾度か抑圧破壊猿滅がはかられてきた。
 こうした思想を受け継いだ明治政府の教育方針も、性にふれることをタブー化し、抑圧してきた。その結果、性に関することばを、
すこしでも口にすると、けがわらしい∞いやらしい∞エッチな人≠ニ非難される。そうして、性とは、陰湿なもの、下卑なもの
、猥褻なもの、ときめつけ、印象ずけられてきた。
 しかし、この辺で、もう一度、日本の性に対する考え方を、はるなか過去にさかのぼって考えてみる必要があるのではないだろう
か。
 そのような観点から、わたしは、日本人の伝統的な、そして素朴な信仰や風俗習慣、年中行事の中に、今もなお残されているも
のを足がかりにとして、各地の性神を探ってみた。
 ところが、権威ある多くの神社仏閣ですら、その信仰の源流を尋ねるとき、究極的に現れてくる御神体は、多くの場合、性神に逢
着したのである。即ち、性神信仰は日本人の信仰の原点の一つであったと思われるのである。(続く)

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