2008年度のぶどう園 紹介について |
粗皮削り前のぶどうの幹 (病害虫の防除目的) |
粗皮削り後のぶどうの幹 | 巨峰の新梢(芽カキ前) | 巨峰の新梢(芽カキ後) |
痛そうですが、ぶどうの為です。(数年後に切る枝) | このように切り口が小さくなりぶどうの木を守ります。 | ハウスの中はお花畑。 |
デラウエアの新梢 |
4月の作業は雨除けハウスをかけたら新梢が伸びてきます。新梢の芽カキが大切な仕事です。
目的は副芽をかき、そして残す良い新芽を揃えることでおいしいぶどうを作る準備のためです
今後は、デラウエアの種無し作業(房の整形、余分な房を切除、ジベレリン処理、枝の誘引等)で忙しくなります。
5月の作業を紹介します(5月19日現在)
デラウエア種無し処理について
ジベレリン処理を2回行います。第1回目を開花前2週間前に、第2回目は満開10日後に処理します。
そのまえに、ぶどう房の数を1枝2房に制限し、房の整形(副房の切除)をして処理時期を待ちます。
特に重要なのは、第1回目に処理時期を見極める経験と感、そして判断が品質を左右します。
毎年が勉強です。今年も気温が急に寒くなって気がかりです。
(今年の第1回目処理は、5月5〜9日に処理しました。ただいま開花中です)
巨峰系ぶどうの手入れについて
今年伸びた枝を棚面に誘引します、誘引機を使ってやりますが手間のかかる作業ですがとても重要です。
そして、それぞれの品種を消費者が求める種無しぶどうを生産するか、いなかで作業が分かれます。
房の整形(房づくり)で違いがあります、(花穂の先端部分を約3,5センチを使う、残りを切除する)
種無し処理について第1回目を満開3日後に、第2回目は満開10日後に処理します
ただいま、房の整形(房づくり)を行っています。もうすこしで巨峰が開花しそうです。
猫の手も借りたいそんな毎日ですが、ラジオを聞きながら楽しく作業をやってます。
(TBSラジオの大沢悠里ゆうゆうワイドが定番です)
6月の作業を紹介します(6月3日現在)
今日は季節外れの台風の影響で梅雨前線が活発になって大雨に一日です。作業に遅れが心配です。
今はデラウエアの花粕落とし、ジベ処理(2度目)最中です、
ぶどうの房を棚から引き出し選別して良い房のみ残して花粕を落として処理をします。その後は、消毒して
袋かけして8月の収穫時期を待ちます。(灰色カビ病の予防で粕落しをします)
巨峰系品種の種無し処理(第1回目)がピークを迎えてます、
今年は雨が多くて大変です、処理をしてから8時間以内に降雨があれば再処理をしなくてはなりません、そうそう農家ですから
田植えをする時期でもあります。
あれもこれもしなくてはと気をもむ毎日です。疲れもたまってため息ばかり、年のせいかなあ(^ー^)
デラウエアの袋かけ作業を行っています(6月7日現在))
最終段階の作業です、この作業が終了すると巨峰の手入れがまっています。
今年は低温、多雨、日照不足等ぶどう栽培にとって大変です、病気の発生が心配されます。
つぶの大きさは小豆つぶくらいです。 | 1枚々手動で、丁寧にしっかり止金具を! | 袋掛けがすんだところ、あとは大きくなり着色するのを待ちます。 |
代かき仕様のトラクター | 田植え機(リース) | 田植え完了(青空を写した田) |
摘房前、花粕を除去前のぶどう | 摘粒作業終了後、すっきりした房 | ハサミによる摘粒をしてます。 |
種無し作業の「らくらくカップ」です。 | 下駄です(500ミリペットの高さです) | 楽しくラジオを聞いて仕事です。 |
スプリククラー(散水装置)です。 | 種無し作業の記録をしたものです。 | ぶどうに枝を誘引するものです。 |
巨峰の作業が中心で摘房、摘粒、袋賭け等を行っています。(7月2日現在)
今心配なことがあります、最近の報道で燃料価格の上昇、生活関連商品の値上げのことです。
ガソリン価格の値上げがお客様の出足に影響があると思われるので心配しています。
今年もぶどうは順調に育っており、多くのお客様に安全・安心にご利用頂けるようがんばっています。
2008年度お客様紹介(今年もご来園ありがとうございます)
孫芽についたぶどうの房(食べられません) 野鳥のエサとしてなくなります。 |
これは何だ?間伐したぶどうの根っこです。 (良質のぶどう生産のために間伐が必要) |
間伐を行った場所、園が明るくなりました。 (ぶどうの成長で棚上が暗くなると行う) |
収穫の終わった田んぼです。 いまは、カエルや昆虫の運動場です。 |
農産物等安全検査の結果について(平成20年度)
榛東村ぶどう生産者から9月16日に検体(デラウエア、巨峰)のぶどうを提出して県の安全検査を受けてました。
群馬県食品安全検査センターから10月7日付けで残留農薬基準を超えたものはなく安全であると報告ありました。
(生産農家として検査結果に自信がありました)
お客様に今後も安心安全のぶどう栽培を行うことをお約束いたします。
今のぶどう園を紹介します。(11月4日現在)
10〜11月は基本的には何も作業をすることはありません、ぶどうの樹は来年度のために養分を
せっせと樹の中に蓄えることを行っています。
人間もぶどうの樹ものんびり、一年中でもっとも自由時間がとれる時期です。
これからは、今年の収穫に感謝して来年のために元肥を散布します。
平成15年以降有機質肥料(堆肥、米ぬかボカシ肥+EM菌)を中心に散布し、化学肥料の使用を減らして栽培してます。
お客様にぶどうの味がおいしくなった、甘いといわれます。これからも安心安全に向けていっそう努力いたします。
12月になってぶどうの樹が葉を落としきると剪定作業がはじまります。