ifstatus
Snifferツールなどにより、ネットワーク内で自分のホストに対し
パケットが盗聴されているかをチェックするツールです。
誰かがローカルまたはリモートで接続して盗聴しているかをチェックします。
ネットワークカードが「プロミスキャスモード」または「デバッグモード」
になっているかをチェックするわけです。他のマシンをチェックするわけでは
ありませんのでご注意ください。
【ダウンロード】
ftp://coast.cs.purdue.edu/pub/tools/unix/sysutils/ifstatus/
【展開】
(以下の作業はrootで行ってください)
# cd /usr/src
# gzip -cd ifstatus-4.0.tar.gz | tar xvf
-
【コンパイル】
# cd ifstatus-4.0
※Makefileを書き換えます。(2箇所)
# vi Makefile
------------------------------------------------------------
OSNAME = BSD
LIBS =
------------------------------------------------------------
「:wq!」で保存終了します。
# make
【インストール】
手動で行います。
# install -D -c -s -m 755 ifstatus /usr/sbin/ifstatus
【使用法】
# ifstatus -v
(コマンドがみつからない、とエラーになる
時は、一度ログアウトしてみてください。)
※LAN内のすべてのネットワークデバイスに対してチェックを行い、
結果を表示して終了します。
【結果例】
# ifstatus -v
Interface lo: flags=0x49
Interface eth0: flags=0x1043
Interface eth1: flags=0x1043
WARNING: LINFW.DAIGO.LOCAL INTERFACE eth1
IS IN PROMISCUOUS MODE.
上の結果例では、ホスト「LINFW」のネットワークカード「eth1」が、誰かによって盗聴
されていることを示します。
※cronなどで定期的に実行し、「WARNING」の文字があれば、管理者にメールする、
なんて使い方をすると効果的かも知れませんね。