nmap

※セキュリティ対策上、どのポートがあいているかなどをチェックするツールです。

【注意】
このツールは、あくまで自分のLAN内にあるマシンに対して行い、

決してインターネット上の他のホストに対して実行しないでください。
「不正アクセス禁止法」施行後、ポートスキャンは、「不正アクセスに
準じる行為」とみなされています。


【ダウンロード】
ベータ版も安定しているということなので、最新版をご紹介いたします。
「nmap-3.81.tgz」または「nmap-3.81.tar.bz2」をダウンロードしてください。
(「nmap-3.81.tar.bz2」は「〜.tar.tar」となっていることがあります。
その時は「〜.bz2」にリネーム(mvコマンドで)してください。)


  http://www.insecure.org/nmap/


【展開】
(以下の作業はrootで行ってください)
# cd /usr/src

【〜.tgz/〜.gzの時】
# gzip -cd nmap-3.81.tgz | tar xvf -

【〜.bz2の時】
# gzip -cd nmap-3.81.tar.bz2 | tar xvf -


【コンパイル】
# cd nmap-3.81
# ./configure
# make 

【インストール】
# make install

デフォルトだと「/usr/local/bin」にインストールされるので、
リンクファイルを作成しておきます。
# rm /usr/bin/nmap
# ln -s /usr/local/bin/nmap /usr/bin/nmap


【使用法】

マシンに負荷をかけないように、通常は以下のようにします。
# nmap -sS -O (ホストのIPアドレス)

※「-O」は、OSの種類を推測するオプションです。
 もちろん、DNSがきいていれば、IPではなくてホスト名でも指定可能です。

nmapにはこの他にもさまざまなオプションがありますが、自分のLAN内の
マシンのチェックをするだけなら、以上で十分でしょう。