「生涯スポーツコンベンション2009報告」

本日、東京新宿の京王プラザホテルにおいて「生涯スポーツコンベンション2009」が開催されました。当初、私は欠席の予定でしたが大学の仕事の関係で急遽、文部科学省へ出張となり午後から参加することができたので午後の部についてのみ報告します。

今回の生涯スポーツコンベンションは20回目の節目の大会でした。
そのコンベンションで私が最も嬉しかったことは、群馬県内のスポーツクラブ関係者がたくさん参加していただけたことでした。
今まで、新町以外のスポーツクラブ関係者の参加がなく常に寂しい思いをしていましたが、今回は本当に楽しい気分でした。
参加したクラブ関係者のみなさんも、ぜひ、今回参加していなかったクラブのみなさんへ来年以降、一緒に参加するように誘ってください。
あの場所にいって初めて感じる熱気や仲間の存在、それが自分達のクラブにとって貴重な体験になると思います。

私が午後から参加した第2分科会は、子供の体力向上に関する分科会でした。
パネリストは、和歌山県のくちくまのスポーツクラブ代表者・東京都用賀小学校の校長先生・愛知県の体育指導員の方でした。

和歌山県のくちくまのスポーツクラブは、立ち上げる前に一度講師で呼ばれて行っていたので、その発展ぶりに驚きました。町の行政と町民が一体になって運営しているクラブの強みを感じました。

用賀小学校の学校と地域の垣根がない活動には、驚かされました。
学校は学校・地域は地域といった分断した考え方では、なにも解決しないことを痛感しました。

愛知県の体育指導員の方は、自分達の地域をよく知って、子供達の要望を調査して活動を始める準備の良さを感じました。

そして、共通していたのはスポーツクラブができた後の方がスポーツ少年団団員が増加している事実があることでした。
これは、新町も同じです。

キーワードは「自分のチームだけ良ければそれていいのですか?」です。

新しい組織はいらない、今更なんで、といろいろな言葉を聞きますが新しい組織ができて良い方向になるのか否かは、誰かが良い方向にもって行ってくれることではなく、自ら持っていくものだと改めて感じました。
私は、生涯スポーツコンベンションに参加するとクラブ作りの全国の仲間と再会できる、ある意味で同窓会気分で参加しています。

コンベンション終了後の懇親会では東京オリンピック招致活動の一環でバレーボールの吉原知子さんと一緒でした。
新町で指導していただいたお礼を伝えに行って、話を少しだけしましたが新町のことをしっかりと覚えいてくれました。
私から「あの時、指導していただいた小学生たちは現在、中学校でバレーを続けています。」と報告するととても喜んでいました。

2月6日(金)は全国総合型地域スポーツクラブ全国協議会の設立総会へ群馬県代表として参加させていただきます。

設立総会の様子は、また報告します。