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問51
おもりが回転しているときの向心力はで,これがmg を越えると紐は切れる。
=mg ∴ v=
問52
摩擦力μ Mgが車の向心力より大きくなければすべることになる。その限界値は
=μ mg ∴ μ=
問53
Oを中心とする円運動をしているから,摩擦力はP→Oの向き。すべり出す直前には 運動方程式から
mrω02=μ mg ∴
問54
赤道上の重力は万有引力−自転による遠心力mRω 2,極上では重力=万有引力だから,mRω 2だけ小さい。加速度の減少量は,
これは g の約0.3%にあたる。
問55
@式からr=2Rだから9.8/4=2.5[m/s2]
問56
B式を書き換えて
(地表からの高さは3.6×104Km)
問57
(1) 面積速度一定の法則から, ∴ =
(2) 円運動したときの衛星の速さをvとすると,円運動の運動方程式から
(3) 衛星の公転周期の軌道は軌道の長半径の2分の3乗に比例するから
問58
人がローターの壁から受ける垂直抗力をN,人の質量をm,重力加速度の大きさをg とする。床を下げても人が落下しない限界は摩擦力f は最大摩擦力でその大きさはf=μ N=mg である。 ∴ N=mg /μ
ローターの回転数をn,角速度をω とするとω =2πnであり,運動方程式は mrω 2=N=mg / μ
∴
問59
水の質量をm,最高点の速さをvとする。水に働く遠心力が重力以上であれば水はこぼれないから,
≧mg ∴ v≧
問60
(1) N+Fの向きが円の中心に向く。 ()
観測者が円板の上に立った場合 になる。
(2) 小物体の円運動の半径はで(2)の3力はつり合っているから
Nの方向について
F方向について
問61
電車系で考えると,路面からの垂直抗力Nと電車の重力mgの合力Fが向心力となり円運動する。これと遠心力がつり合いの関係にあればよい。
図より
問62
小球には重力mg,垂直抗力N,遠心力がはたらき,この3力がつり合っている。水平,鉛直方向の力のつり合い式は
∴
問63
PQがO点より左側にx だけ変位したときPQに働く力は下図の通りである。PQの加速度をβとすると
これは つまり の周期で
を中心とする単振動を表す。
振幅A は (a=g とすれば鉛直ばねである)
また,Pが最初にx=0に戻って来るまでの時間は1周期の時間だから
問64
振り子を電車内から見ると重力mg,慣性力mα が働いている。この2力の合力は でこの合力と鉛直線がなす角度をθ0 とすると である。題意により α ≪Aだからθ0≒
見かけ上の重力加速度は になるので
周期
θ の時間変化のグラフは右図のようになる。
問65
(1) 力のつり合いから
mg=kx0 ∴ [m]
(2)(3) x>0で f <0, x <0で f >0
加速度をaとしてBについて運動方程式をたてると
ma=mg−kx
∴ x=x0を中心とする単振動をする。
(α は位相角)
t=0 で x=0 ∴
また f=ma=−k(x−x0)なのでf は直線
x=0で kx0=mg,x=x0で f=0,x=2x0で−kx0=−mg
問66
(1) 小球に働く遠心力はmxω 2,復元力はkxである。
(2) 合力は mxω 2−kx
(3) 微小振動するための条件は,合力が常にO点に向かうことである。
∴ mxω 2−kx<0 ∴mω 2−k<0 (または,) (4) (3)の条件のあることが単振動する条件である。
このとき合力Fは一般にF=−mx(ω ')2 (ω ' は角振動数)
F=−mx(ω ' )2=−(k−mω 2)x ∴
単振動の振動数をn',円管の回転数をnとすると
ω '=2πn',ω =2πnだから
ここで,n=1(円管が1回転)のときのn' は [回]
(円管のω とばね振動の角振動数ω ' は全く別のものである。混同しないこと)
問67
棒の重心が両円筒の中央よりx だけ右へ偏った点を通過するとき,棒に働くA,Bからの垂直抗力R1,R2の大きさは
鉛直方向の力のつり合いから R1+R2−mg=0
重心Gに対する力のモーメントのつり合いから
R2(r−x)−R1(r+x)=0
両式から
棒がA,Bから受ける摩擦力の向きと大きさは
Aから受ける動摩擦力は右向きでその大きさはμ R1である。 μ R1=
Bから受ける動摩擦力は左向きでその大きさはμ R2である。μ R2=
棒に働く水平方向の合力Fはμ (R1−R2)=−
は定数だから F は−xに比例する力なので,単振動していることがわかる。