荘田城址公園のページ

荘田〔沼田市井土上町(下)〕は沼田市発祥の地である。天慶三(940)年に、平将門討伐戦に加わり、戦後、平氏の一人を伴って帰り、井土上の和田に館を建てて住まわせた。その子孫の経家以来、荘田氏・沼田氏を称した。経家と孫の大友能直と重緑の三浦氏が北条時頼に亡ぼされた際、一族の一人が逃れてきて、沼田景泰と称し城郭を築いた。小沢城に移るまでの8代158年間の居城であった。往時は城郭に荘田沼があり、幾多の物語を伝えている。現在は本丸跡に八幡宮(熊野神社)があり、荘田城址公園となっている。また、近くには大イチョウで有名な荘田神社があります。
竪穴式住居
 竪穴式住居は、形が円形、方形、長方形、楕円形など地域や時代によって差はありますが、一般的に20u前後の範囲を数10cmほど彫りくぼめて、その上に屋根をかけて造った住居です。群馬県などの東日本の地域では、縄文時代から平安時代(11世紀)まで、非常に長い期間にわたって(およそ10,000年間)この住居が、一般の人々の主流をなしていました。
牛石と馬石
 荘田沼のかたわらに牛石・馬石がありました。沼田景泰が乗っていた牛や馬は景泰が亡くなると激しく鳴いて死に、石に化けたものであると伝えられてます。
 また、他の説によれば、荘田城主沼田景泰が町田の小沢城に移るとき、別れを悲しんだ馬や牛が、巨石に化けたとも言われています。
なお、平成6年3月、この地に移設しました。
バーベキューハウス
 一般開放の施設です。この施設を利用する場合は団体・個人に限らず、必ず井土上町(下)区長の許可を得てください。なお、鉄板・網・火バサミのバーベキュー用具を使用する場合は、貸し出しますので利用の際、区長に申し出下さい。
 自然に囲まれてのバーベキューハウス、スベリ台などもあり楽しめます。

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