寺子屋というのは江戸時代の学習塾のことですが、なぜこの名前を付けたのかといいますと、ひとつには僧侶のカウンセリングルームらしいのではないかということと、もう一つは多くの方が単に目の前の問題を解決するだけではなくて、どんな状況になってもそれを乗り越えられる何かを身に付けたい、そういう自分になりたい、そういう何かを学びたいと思っていると感じたからです。
ですから寺子屋心理カウンセリングルームでは現在抱えている問題を解決する事と共に、同じような問題やまったく別の問題に直面しても自らの力で解決できるようになっていただけるカウンセリングを心がけております。
また、寺子屋心理カウンセリングルームでは親子関係や、子供のころの心の傷をとても重要視しております。
本人が自覚している、自覚していないに関わらず、子供の頃の心の傷がその後の人生の悩みに大きく関係している事があるからです。
もちろんそればかりが悩みの根本原因ではありませんが、アダルトチルドレンや摂食障害やアルコール・薬物依存症などが子供時代の環境や、そのころの心の傷が原因のひとつであるという事はよく知られています。
子供のころ親からされて嫌だと思っていた事と同じ事を自分の子供にもしてしまい悩んでいる方、幸せな家庭で育った経験がないので夫や妻との関係や子供との関係が上手く築けなくて悩んでいる方、本当の自分は周りの人達が思っているような人間ではないのにその事を主張できなくて苦しんでいる方、いつも焦ってしまい自信が持てない方などの「駆け込み寺」になりたいと考えております。
その他にも人の悩みは沢山あります。会社や学校での人間関係や仕事そのものの問題、さらには健康などの問題です。
悩みを抱えたときに多くの人が思うことは、「これではだめだと解っているけど、どうしたらいいのかわからない。だれか解決策を教えてほしい。そうしたものを学びたい。それからなぜ今自分がこういう状態なのか知りたい。」ということです。
そして書籍を読んだりしてその答えを探したりもします。しかしその答えが見つからず時間だけが過ぎてしまって焦ってしまったりもします。
学習は一人で書籍を読んで独学したり、多くの人たちと一緒に学ぶよりも、個別に自分にあった方法で学んだほうが早く吸収できます。
心の問題も同じです。自分にあった解決策、回復方法が効果的なのです。
心理カウンセリングというと何か特殊なもの、心の弱い人間が受けるものというイメージを持っている方がいますが、そうではありません。
自分の抱えている問題をきちんとクリアし回復すれば、今よりももっと楽に生きられるはずです。
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