日々の抄

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  大きな地震が

2004年11月26日(金)  ジャカルタに住む若者への便り

 先ほどのニュースでニューギニアでマグニチュード7.2の地震があったとの報道がありました。
そちらにも何らかの影響があるのかと思いメールしています。何もなければいいのですが。

 すでに承知と思いますが日本では台風が異常なほど上陸した数が多く、多数の死傷者を出しました。今年の降雨は今まで考えられないものでした。

 台風が接近してきて雨が降り出したかと思って、いくらもしないうちにいきなり河川が氾濫し住居を失った人が多数いました。特に台風23号では敦賀で道路が冠水し、トラック、乗用車が水没し30名ほどが乗ったバスがすべて水没。乗車していた、リタイアしたばかりの人々は数分の内に腰の部分まで水が押し寄せ、全員が水死というときにカーテンを引き裂き屋根に登り、たまたま流れてきた棒を立木に縛って・・・・・という具合で10時間ほどの後に救助されたということもありました(すでに知っていると思いますが)。

 一月前の新潟地震(震度7)では前橋も震度5で何度か家の中が危ない、今までに経験したことのない恐怖がありました。10万人ほどの人々が被災し、現在も降雪を恐れながら避難所生活をしている人が多数います。群馬県内でもあちこちで援助活動をしています。学校関係では募金、県では職員派遣と毎日新潟までボランティアを送迎するバスが出ています。現在までは、群馬県は台風や地震の人命に関わる被害がほとんどなく(新潟地震で北部の沼田などでは瓦屋根、壁の損傷があった)、恵まれたところに住んでいることの幸運に感謝していますが、明日は我が身にならなければ、と思っています。

 日本では例年のようにクリスマス音楽が鳴り始め、年末が近づいている気配を感じる昨今です。その後仕事は順調ですか。健康に留意しご活躍のほど。元気でいて下さい。







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